東胆振圏域地域生活拠点事業とは
支援が必要な障がい者って
- 身体障がい、知的障がい、精神障がい、発達障がい、その他の心身の機能の障がいや難病などをお持ちの方々です。例えば、目が不自由で郵便物が確認できない人たち、お金の計算ができなくて一人では買い物ができない人たち、周りから責められていると感じて人付き合いが難しい人たちなど、普段の生活で困ることも人によっては様々です。
支援の現状は
- 地域には、障がいのある方を支える様々な資源があり、さらなる整備も進んできていますが、「それらの間の結びつきが弱く、十分な体制になっていない」「障がいが重く、支援が難しい人への対応が十分じゃない」との声や、「障がいがある方やそのご家族が、地域で安心して生活するためには、緊急時にすぐに相談ができて、必要に応じて対応がすぐに行われる体制が必要」との声もあります。
この地域での課題は
- 東胆振地域に限りませんが、これまでの地域活動の経緯から障がい種別や居住地、年齢などによって資源格差が存在しています。一方で、全体的な社会資源の量は増えつつありますが、偏りが大きく、それらが当事者にとって、その人なりの生き方や人生の夢や希望に適うものとして、必ずしも選択肢の拡大や生活の質の向上に繋がるものになっているとは言えない現状があります。今何が必要とされているかを知り、広く地域全体で支援を考え、今ある資源を有効に使い、足りなければ創り出すなど、誰にとっても暮らしやすい地域作りが求められています。